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このサイトでは、「矛盾を考え疑問を解消し、ストレスフリーに生きる」事を目的に、運営者が見聞きして得た情報や体験から考察した結果を素直な感想を混ぜた読み物として皆さまに共有しています。あと推し活とかご縁があったコンテンツのPRとかしてる。ぜひ存在を知ってほしいし、機会があれば触れてみてあげてほしい。

矛盾に関してはなるべく中立な立場での執筆を心がけていますが、最終的な結論は運営者の倫理観に依っています。このサイトの情報からご自身で何かを判断・決断される際は、あくまで1人の人間の一意見と捉えるのが健全と思われます。

……かんたんに言うと、僕が見聞きして感じた「なぜ?どうして?」に対して、ただひたすら感想を言っているだけです。

( ˘ω˘ ){僕の考えだけに依存しないでね!
ぼくの ことば が わかりづらいな と おもったら、した の もじ を すこしかえて、chatGPT きいてみると わかりやすく してくれるかも。

「”ここに わかりづらかった もじ を いれる上記の文章を校正してください。表現は7歳の子供にもわかるように修正してください」

福祉施設すごい

1人で就活するとまた騙されるなと思ったので、ワンチャン障害者雇用枠を利用できないかと思い社会福祉事業の就職支援サービスを利用してみた。経過観察が必要で、障害者手帳はまだ取得できるかわからないし、まだゴリゴリに施設を利用中だけれど、既に得られた気づきは大漁なので徒然草しちゃう。

倫理と論理のバランスが取れた環境だなって

正直言うと、世の中全てがこの施設内のような状態なら、もっと皆が生きやすいかもしれんのになぁ、と思った。

利用者さんが何かしらの精神疾患や発達障害、身体的障害を持っている事を前提に考えられているので、説明がとても親身で丁寧な上に、問題に直面した時の対処法なども、過去に前例があったであろうものは全てマニュアルで対応が決めてあるっぽい。

利用料に関しては市の聞き取り調査を受けて市と福祉事業側が判定する要素なので、最終的に僕は利用料が発生したが、経済状況によって上限金額は調整されるし、条件を満たせば無料利用できる可能性もある。利用料金は医療機関のように点数計算で出されるので、出席日数・キャンセル日数・関わるスタッフの人数などで総合的に算出されたものを翌月末に通知されるようだった。

ただ、配属スタッフの関係で事業所によって対応できる程度が変わってくるのと、事業所側が気づいていなくて配慮漏れしてしまうケースはありそう。そういう場合は適宜意見の交換を行なっていくが、その上ではクレームのような言い方をしたり、必ず自分の意見を採用させようとするのではなく、あくまで問題点のフィードバック程度の心持ちでいると良いと思う。福祉施設のスタッフさんや他の利用者さんとのコミュニケーションを通して、自分の「お話スキル」を磨いていけるのも通所の魅力である。

というか、福祉施設の人たちも障害や特性の強さなど、何かしら自身の困り事を抱えているスタッフが多く、それを克服(もしくは対策)した人たちが自身の強みを活かして働いているフシがあるので、福祉施設を利用する上でうまくコミュニケーションが取れない場合は、単に相性が良くないだけか、利用者側の問題な事が多い気がするので、まずは各種カウンセリング施設などを利用して認知行動療法を受けるのがオススメな気がする。

世の多くのモヤモヤは単純な交通事故かも

福祉施設を通して1番身になったのは、世の中のケンカの9割は意思疎通の仕方の不一致(お互いのコミュニケーション言語や会話ルールの違い)による交通事故っぽいという認知だ。お互いが思いやりを持って丁寧に確認作業をしていくと、意外と属性が違う人間ともスムーズに会話ができる。

なので、そもそも自分が不当な事故に遭わないためには、ただ周りに自分の気持ちを伝えるだけではなく、ちゃんとお互いが相手のルールを学び、ムリない範囲で相手に合わせる気持ちを持つのが大事な気がする。

おそらくケンカ腰な気持ちで意見を言うと、相手は不当に搾取されないための防衛反応を示すので、そこで相手の理性が完成されていない場合は、無意識にミラーリングしてケンカ腰な姿勢が返ってくる。

そして要求の仕方が相手の特性に合っていないと、相手が優秀かつ優しい人でなければまず要求が通らないので、「世の中を生きづらい人間」が快適に生きるためには、自分の特性の観察・分析と、己の恥や弱さから逃げない覚悟、そして周りに協力をしてもらっての苦しくないスピードでの弱点克服と、関わりのある人たちが使う言語の過不足ない学習が必要かもな〜と思った。つまるところ、自分の個体値などを調べ己を鍛えた上で、相手とのタイプや技の相性を考えるのが健全……ポケモンのランクバトルかな……?

そして「相手のタイプや技に合わせる」という点は、友達付き合いや趣味に関しても言える事のような気もした。友達と一緒に遊ぶのであればその友達の趣味を肯定的に見て遊ぶのが良くて、趣味が違う友達と遊ぶ場合には、遊びの時間外で自分の趣味を学習する事を要求したり、ムリして相手の趣味を学習したりするのは最終的には搾取・支配の構造になる気がするので、あまり健全ではないかもしれないなと思った。ハマれそうならハマればいいと思うけど、イマイチぴんと来なかった場合には遊ぶときだけ興味津々でいるのが良いのかも。その内魅力が分かるかもしれないし、友達が楽しそうな姿を見るのはとても楽しい。

そんなこんなで、福祉施設、お勉強やお仕事とは全く関係ないところにも学びがあって面白い。人を知る・世界を知る・賢くなる、というのはこういう事なのかもしれない。就活が成功するまでは、利用可能期間の内に通所を通してもっと色々なことを吸収しようと思った。

ここまで読んでくれて、アリガトな!

食べ物と同じように、摂取したコンテンツが同一でも、その人が受け取る感情は千差万別。
「あ〜、なんか共感できるな〜」「暇つぶしには丁度良かった」「面白かった!」「心に刺さった……」など思っていただけてたら幸いです。
色んな人に存在を知ってもらうという事が大切なので、もしよかったら「#じぇらーたるーぽ」「#gelatalupo」タグを付けて各種SNSなんかに共有したりして感想言ったり拡散してもらえると……嬉しいしありがたいなぁ……(((◜ω◝)))

「おもしれーゼラチン……飼ってやっても良いぜ……」という方はプロフィールから辿ってマンガを読んでいただくなりFANBOXかなにかでちょこっとご支援してもらえたら生きていられてかなりたすかる。うれしい。心からの感謝と「あなたも幸せにな〜れ!」の気持ちを飛ばしながらミリしらランバダを踊ります。

随筆:冷凍オオカミの独唱

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