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このサイトでは、「矛盾を考え疑問を解消し、ストレスフリーに生きる」事を目的に、運営者が見聞きして得た情報や体験から考察した結果を素直な感想を混ぜた読み物として皆さまに共有しています。あと推し活とかご縁があったコンテンツのPRとかしてる。ぜひ存在を知ってほしいし、機会があれば触れてみてあげてほしい。

矛盾に関してはなるべく中立な立場での執筆を心がけていますが、最終的な結論は運営者の倫理観に依っています。このサイトの情報からご自身で何かを判断・決断される際は、あくまで1人の人間の一意見と捉えるのが健全と思われます。

……かんたんに言うと、僕が見聞きして感じた「なぜ?どうして?」に対して、ただひたすら感想を言っているだけです。

( ˘ω˘ ){僕の考えだけに依存しないでね!
ぼくの ことば が わかりづらいな と おもったら、した の もじ を すこしかえて、chatGPT きいてみると わかりやすく してくれるかも。

「”ここに わかりづらかった もじ を いれる上記の文章を校正してください。表現は7歳の子供にもわかるように修正してください」

最初から最後まで楽しかった〜〜!

遠征しなくて済む距離でKANA-BOONが参加するフェスが開催されたので、これなら今の僕の経済状況でも気兼ねなく行けると思い勢いで応募して、無事チケットが当たったので行ってきた。

会場までの道のりではお散歩おじさんが終始解説をしながらサクラタウンまで案内してくれた。偶然、バスを降りた時に「どっち方向だ?」とスマホのマップを確認していたら声をかけて「あっちだよ」と教えてくれたのだが、丁度お散歩ルートが同じだとかで、マンホールが夜に光る事や、前はこんなものもあったとか、普段は閑静だけどイベントがある時は賑わうとか、そんな事をツラツラと教えてくれ、最後は「楽しんでいってね」とにこやかな笑顔で去っていった。ありがとうお散歩おじさん……( ˘ω˘ )人

11:00会場の12:00開演だったので、開演前に角川食堂でランチを食べたりもした。妹から又聞きした話では社食で出しているメニューをレストランで提供しているそうだが、健康的なのに食べ応えたっぷりな素晴らしいメニューばかりだった。タマネギのオーブン焼きの味とか最早芸術の域だった。ちらし寿司を出汁茶漬けにするとめちゃくちゃ美味いというハックも得られた。開演まで1時間もなかった故に味わいつつも急ぎめに食べたので、いつかまたゆっくり食事をしに行きたい。

そして今日のメインディッシュの会場はというと、前方スタンディング、後方自由座席というバランスの良い会場だった。広さも縦長な体育館くらいのイメージで、狭すぎず広すぎずでとても丁度良い。1日がかりなので流石に立ち見は体が保たないと思い、終始座席に座ってコンサートスタイルで鑑賞していたのだが、ど真ん中の、一段高さがある席という、おそらく座って観るには1番最高の席で観る事ができた。

開幕の「MAGIC OF LiFE」から高校の頃の文化祭を思い出すフレッシュな空気で会場が包まれて、「感覚ピエロ」の激しめな扇動と「忘れらんねえよ」の安全ダイブからのビール一気というぶっ飛んだ演出で(僕は経験した事がないが)大学の文化祭の古き良きロックンロール全開なノリに変化してゆき、折り返し辺りの「SCANDAL」で衣装・照明込みで本格的にアーティストの公演なんだと感じさせるパリッとした空気が漂い始め、その後の「アルカラ」は首からタンバリンを下げて出てきたり(実際にライブ中にしれっと使い出したので『いや実用なんかーい🫲😂!』という心の中のツッコミを入れてしまった)、「KANA-BOON」はリハーサル終わりに「今初めて会いましたみたいな顔して出てくるので今のはなかった事として忘れてください」みたいな前フリしてその通りに始めるなど、照明演出の芸術性の高さはそのままに、緊張感だけ解くようなバトンの繋ぎ方がされてゆき、スタンディングのお客さんが爆増えして完全に会場があったまった所で大トリのフェス主催バンド「Rhythmic Toy World」がガッツリ1時間ライブ……チームワークというか、イベント参加のバンドたちの結束力みたいなものを感じて凄かった。

自分たちの個性と強みを活かして自由に振る舞いながら、引きで見るとちゃんと大きな流れをキチッと作っている感じがあって、友情とか、プロとしての矜持とか、でもまとまりすぎない自由さとか、リズミックトイザらスワールドとかリズミックトイストーリーみたいなボケイジりもジワジワオモロかったなとか、感情もしっかりお祭り状態になる素晴らしい1日だった。

既に故人となっている歴史上の人物でもない限り、作品と作者・演者の人間性を分けて見れないタイプの人間故に、憧れを汚さないために意識的に人間を追いかける事を避けてきていた部分もあり、KANA-BOONを追い始めてからバンド界隈に目を向け始めた人間なので、KANA-BOONを追っている時に知れたもの以外のバンド界隈の繋がりや関係性は殆ど知らないし、主催バンドのRhythmic Toy Worldの事は、フェス前の企画でやっていたインスタライブの谷口鮪ゲスト回で観た人となり以外は1ミリも知らない状態だったのだが、その状態でも大トリ演奏の際のMCで感極まって泣いてしまった。素晴らしい1日をありがとうの気持ちで、アクリルキーホルダーとラバーバンドを購入した……。

ライブ体験もまだKANA-BOON関連のみで数える程しかした事がないし、生のフェスは今回が初めてだったが、どのバンドを観ていても感じたのは、熱心なファン込みで一つの芸術表現だなぁという事。映画の応援上映みたいにノリの良いお客さん達がいると、ライブの満足度が圧倒的に違う。最前線でスタンディングしているファンの中にはお目当てのバンドのためにワンマンでもないのに遠方から遠征している人も居たし、準備&リハーサルの時間には仲間同士でキレッキレの動きをしてはしゃいでいた人達も笑顔が素敵で可愛らしく、見ていてとても楽しかったし、その人達は最後のアンコールでも「あっそぼーうや!」コールを率先して行って会場の空気を作っていた……MVPすぎた……ずっと幸せでいて……。

そしてリハーサルでどのバンドも今日セットリストでやらない曲などを演奏して盛り上げてくれたりしていたし、舞台さんの準備風景とか、お客さんの待機中のワクワク感とか、お腹に響く重低音の振動とか、やはり生のライブからしか得られない栄養があるなぁと感じた。配信形式のフェスは何度か観た経験があって、待機中は引き画面で専用BGMが流れているなどだったので、いつもその間は自創作の作業に没頭する感じだったが、今日は作業できないにも関わらず待機中も少しも退屈する事なく過ごせていた。配信では安心安全な場所で自由に飲み食いしたり、カメラワーク込みで楽しめたり、人に気を遣ったり空気を読んだりせずに鑑賞できるというアドもあるけど、実際生のイベントの空気に触れると、やはり味気で言えば圧倒的に現地が勝つなぁと思った。

もちろん、これは終始環境の良い席で一切の不快感なく観られたからの感想ではある。現地での体験はどうしても環境設備や立地に左右されるので、もっと動員数何万人みたいな大規模イベントだと配信のアドの方が魅力的に思える事もあるかもしれない。でも、このくらいの中規模イベントなどは運営が真摯にやっているなら絶対に現地の方がハズレなく楽しいし、会場の空気を保ちながら自分に合った距離感を探して楽しむ事も醍醐味の一つなのかもしれない。昨日の席は体感的にはステージから25メートルプールくらいの距離だったが、最前線のお客さんの楽しみ方を見ながらささやかに振りを真似たり、演者さんの顔もディテールは分からないが表情はなんとなく分かるくらいの感じで自分にはとても丁度よかった。今までの経験から判断すると基本的に僕は中距離の真ん中か近距離の端っこでの参加が1番楽しめそうなのだが、イベントや会場によってはもっと距離が空く可能性がある場合も考えて、高倍率のオペラグラスの購入もいつかしておいた方が良いかもしれないなと思った。

玩具対戦2024
(2024年11月10日取得)/ rhythmictoyworld.com より

マジで良かった。経済的に推しを増やす余裕がないので追っかけはできないんだけど、またKANA-BOON関連でご縁があったら是非行きたい……。

オペラグラスちょっと漁った

なんか手持ちのタイプしかなさそうなんだけど、メガネにカチャッと追加するタイプのルーペとかで高倍率なのないんかな……理論上ムリ……??

とりあえずコレが商品説明「ザ・オタクが開発した商品」て感じでオモロい……評価高いからマジでオタクによるオタク向け商品かもしれんし、お値段もお手頃だから万が一ハズレ商品だったとしても凹まなそうだし、機をみて買っておこうかな……買ったらレビューも書きます……( ˘ω˘ )

ここまで読んでくれて、アリガトな!

食べ物と同じように、摂取したコンテンツが同一でも、その人が受け取る感情は千差万別。
「あ〜、なんか共感できるな〜」「暇つぶしには丁度良かった」「面白かった!」「心に刺さった……」など思っていただけてたら幸いです。
色んな人に存在を知ってもらうという事が大切なので、もしよかったら「#じぇらーたるーぽ」「#gelatalupo」タグを付けて各種SNSなんかに共有したりして感想言ったり拡散してもらえると……嬉しいしありがたいなぁ……(((◜ω◝)))

「おもしれーゼラチン……飼ってやっても良いぜ……」という方はプロフィールから辿ってマンガを読んでいただくなりFANBOXかなにかでちょこっとご支援してもらえたら生きていられてかなりたすかる。うれしい。心からの感謝と「あなたも幸せにな〜れ!」の気持ちを飛ばしながらミリしらランバダを踊ります。

随筆:冷凍オオカミの独唱

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